いつでも伸ばした手は君に届くだろうか?

この手を伸ばせば誰かに繋がっているのだろうか?誰かの手を取ることは出来るのだろうか?それとも手を取ってもらえるのは私の方なのか。伸ばされた手は誰の為にある?自分の為?それとも人の為? 大切だから助けたいと思った。

自分の出来る事ならなんだってしてあげたいと。でも、それは傲慢で自己満足でしかない事も知っている。それでも何かをしたいと思っていても、伸ばした手は空を彷徨っている。君は今頃何をしているのだろうか?

1人で体も心も疲れるまで働いてクタクタになった心をいやす場所はあるのだろうか?とても心配になる。

君はとても強くて弱い人だから。強がってはいるけれど本当は人一倍傷つきやすくて、それを作り出したのが君の周囲の人間。君は自分の親族を心から嫌っていたね。でも、嫌いと言っていた父親や祖父や祖母が他の人から文句を言われるのは許せなかったみたいで、「自分が言うにはいいだけど他の人がいう分に対しては腹が立つ。」と言っていたね。嫌いと言いながらも本当のところでは嫌いにはなれなかったのだろうね。君という人は本当に尊敬するよ。

でも、何もかも自分でどうにかしようなんて考えないでほしい。私がもし苦しんでいたのなら君は私に何も言わず見返りを求めず手を差し出してくれるだろう。私も同じように君に同じようにしたいのだ。君は助けてくれたらいつも「お互い様。」と笑って言っていたね。そう、お互い様なのだからどうか遠慮しないで言ってほしい。

私は、いつだって君という存在に助けてきてもらったよ。とても頼りになってなんでもできてそんな君が羨ましかったよ。自分の意見をしっかり持って訴える事の出来る君が。だけどただ一つの君の弱点というべき存在が家族だった。

君の家へ何度か足を運んだことがあるけれど、感じたのはなんてバラバラな家庭なのだろうと正直思った。あの中で君が心から気を許していた存在は君の母親だけだったね。お兄さんとも仲良くは見えたけれど、心の内では何故か隔たりがあるように見えた。君はいつだって本当の事を言わない。自分の弱さを認めたくないからかもしれないからかもしれないけれど、もう少しは信用してくれてもよくはないかな。私は、君が私という存在に気付いてくれるまで何度だって手を伸ばすよ。

どうか、その手が君に届き繋がるように心から願うよ。